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27日 7月 2016

「作業」になっている可能性②

 

先日の記事で学校ワークの学習が「提出」の為の「作業」になっている可能性について述べました。

 

 

先日の記事はこちら。

 

 

今回は、その②「試験での得点と比べて、ワーク中の問題は×がほとんどない。」ケースについて考えてみたいと思います。

 

例えば定期試験でいつも60点くらいの生徒がいたとしましょう。

 

でも、学校のワークの中を見せてもらうとどの問題も〇が付いていて×がほとんどないケースもあるんです。

 

ワークの中がこの状態になっている生徒に考えられるのは以下のことでしょうか。

 

 

テスト準備への取り掛かりが遅くて時間がなくなり、試験前日に答えを写して〇をつけて提出した。

 

これはよくあるケースだと思います。

 

私も学生時代にありました。

 

経験者は多いでしょう。

 

これも学習が「作業」になっているパターンですが、原因がはっきりしているので対処はしやすいと思います。

 

次は早く準備させることが出来れば、「作業」から離脱できる可能性は高いです。

 

 

 

今回、焦点をあてたいのは別のケース。

 

上記よりも難しいのは、時間に余裕をもって取りかかっている生徒でワークの中が〇ばかりの場合です。

 

それでテストで良い結果が出ていればいいんですが、点数が取れていない生徒もいます。

 

ワークと全く同じ問題が試験に出されていたとします。

ワークでは〇が付いているのに、テスト答案を見せてもらうと手も足も出ていないのです。

 

 

 

このような生徒は学習中にこんなクセが見られます。

 

・間違えていた解答は全て消して、正しい解答を写し〇をしてしまう。

 

・少し考えてみて分からないとすぐに答えを見て書き写し〇をつけてしまう。

 

 

 

生徒の気持ちを想像してみます。

 

 

「間違うこと」や「間違いを人に見られること」が極端に嫌なのかもしれません。

 

それとも妙なところで完璧主義になってしまうのか。

 

はたまた、「提出」の為に学校ワークという作品を作りあげているのでしょうか。

中を開けば全部の問いに〇が付いているキレイな作品を先生に出したいのかもしれません。

 

「問題が解けないこと」を先生や親など周りの大人に責められた。そんな経験から、間違うことを恐れているのか。

 

×はダメなもの、汚いもの、そんな感覚があるのかもしれません。

 

 

上に書いたことは、どれも想像の域を出ません。

 

 

 

しかし私も学生時代に「学習」で色々な失敗をしてきています。

 

だから、生徒の中にどんな感情やルールがあっても大抵は共感できます。

 

中学生になりたての私も×がたくさんつけてある学校ワークを先生に提出するのは不安でした。

 

「×がたくさん付けてあると勉強出来ないと思われて成績も下げられてしまうんじゃないだろうか?」なんて思ったりもしました。

 

まわりの大人や友達に「頭が悪い」と思われたくなくて、学習に関して妙に見栄を張っていたように感じます。

 

本来「学習」とは、知識を増やして可能性を広げられるように「自分の為」にやるものなのに、周りの目や人の顔色を気にしながらやっていたんでしょうね。

 

このように中高生の頃は私も「学習」の本質には遠いところにいました。

 

 

 

前回も書きましたが、学校のワークに取り組む目的は知識を付ける為です。

 

学校のワークもただの問題集です。

 

学習の為の道具でしかありません。

 

それ以上でもそれ以下でもありません。

 

問題集に取り組む理由は、そこから知識を得ることです。

 

学校の先生も全て正解で〇が付いているワークを提出するようには言っていません。

 

 

 

試験本番で×がつくことを嫌がるのは大いにけっこうです。

 

本番で×が付く事に悔しい気持ちを持てれば、「次のテストでは間違えまい」と一層がんばれるでしょう。

 

しかし、普段の学習でワークに取り組むのは本番の為の練習です。

 

練習はたくさん間違えていいんです。

 

たくさん間違えて、自分の知識で何が足りないのか、理解していない物が何なのか知ることから始めていけばいいじゃないですか。

 

大事なのは、間違えたところから何が必要か考えて対処することです。

 

暗記をしっかりすれば済むのか?

 

考え方が理解出来ていないのか?

 

計算ミスが多いのか?

  

 

 

「間違い」を認めて、次に同じ問題に出会った時に正解出来るようにする。

 

その為の練習です。

 

 

 

ここまでの塾屋経験の中で多くの生徒に出会いました。

 

学習を傍で見ていて感じることがあります。

 

 

「学習」のコツを掴み始めた生徒は「間違い」と上手に付き合っているように見えますね。

 

「間違うこと」を恥ずかしがらずに取り組んで、足りていないところを認めることが出来ます。

 

けれども「間違うこと」に悔しい気持ちは持てているので、同じ間違いを繰り返さないように工夫をします。

 

 

 

上に書いたことを生徒に実感してもらえれば、「作業」のような学習からの離脱に一歩近づけるんじゃないかと私は思います。

 

 

 

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