今回はまなび堂が学校課題を優先してフォローする理由について見つめなおしていきたいと思います。
皆さんは自分が学生だった頃や、自分のお子さんの様子でこんな経験はありませんか?
定期テスト直前に焦ったように学校のワークに取りかかり、最後は答えだけ写して提出する。
定期テスト前に「学校のワークが終わっていない」「定期テストの勉強をしたい」と言って、塾の授業を休みたくなる。
大手の塾で働いている時に、定期テスト前になると上の二つのようなケースをよく目にしました。
テストで点数が良くなく苦手の多い生徒ほど、この状況に陥るケースが多かったですね。
普段から塾で勉強しているのに、学校のワークはテスト前に焦ってやって提出するだけの「作業」になってしまう矛盾。
成績を上げる為の塾のはずなのに、定期テスト前に塾の授業を休みたくなるという矛盾。
「定期テストは早めに準備しよう!」ってどれだけ喚起したところで、上のようなケースにあてはまる生徒が出てくる。
そんなケースを目にしていると、ある日気付きます。
これって「生徒側だけの問題ではなく、塾側にも問題あるよね」って。
「そっか、塾のシステムのここはおかしいな」って。
もともと定期テストは「学校の授業で習ったもの」から出題されてるんです。
学校の授業で使うのは教科書、ノート、プリント、ワーク。
だから、それをしっかり復習することが点数アップの近道のはずです。
こんな話を聞いたことや経験している人も多いのではないでしょうか?
「定期テストは学校のワークを3回繰り返せば良い点数がとれる」って。
けれども、なぜか塾では別の教材を渡されてその勉強が優先になる。
学校の課題は自分一人でやらないといけない。
全教科80点を安定して越えられるような生徒には両方消化することも出来るでしょう。
しかしテストで60点や50点で苦手が多い生徒にとってはただ負担が増えるだけになってしまうことも多い。
イメージとしてはどんどん消化不良なものが溜まっていく感じ。
生徒が胸やけを起こして、勉強が嫌になるのも無理ありません。
だから、まなび堂ではまず学校の宿題を終わらせます。
試験前になってからではなくて、学校の授業と並行して普段から取り組みます。
まずは学校課題を消化しながら学習し、そのあとで更なる知識定着の学習をしていくのです。
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