まなび堂には教室最寄りの蘇我中生だけでなく、最近になって少し離れた所から通ってくれている中学生も出てきました。
千葉市内の公立中学校はみんな同じ教科書を使っています。
教科書は市町村ごとに採択教科書が決まっているからですね(公立中高一貫校は除きます)。
これは教育業界で働く人間でなくても、保護者の方も知っている人は多いんじゃないかと思います。
本屋に教科書ガイドなどを買いに行くと、千葉市の採択は〇〇出版、市原市の採択は〇〇出版のように採択している教科書会社が分かるように掲示してあったりしますし。
教育業界で働く人間なら、当たり前に知っていないといけない常識です。
余談ですが、その辺のコンビニ塾で働いている学生アルバイト講師だとこの当たり前のことすら知らないで生徒の指導に付いているケースもちらほらあるのでご注意を。
コンビニ塾では、生徒が中学で使用している教科書すら講師が把握していないのに「定期テスト対策」を謳ってるケースがあるんですね。
いくらコンビニ塾でも今はそこまで酷いケースは少ないと信じたいですが。
私はコンビニ塾で10年ほど働いていたわけですが、最近ではそこまで酷い教室や講師は減っていたように思います。
しかし、入社したばかりだった今から約10年前は生徒の使ってる教科書すら知らない学生講師相当多かったですよ。
それぐらい大手コンビニ塾の講師育成なんて適当だったんですね。
話が少し逸れましたが、今日の本題は公立中学校で使用しているワークについてです。
定期テストではこの学校使用のワークからも多くの問題が出題されていることは以前のブログでも触れました。
この学校ワーク、千葉市内の公立中学校であっても学校ごとに採用している物は違います。
教科書は千葉市内はみんな同じなんですが、学校ワークは学校ごとで採用しているんですね。
もっと言うならば、同じ中学校でも学年によって違うケースもけっこうあります。
この記事の冒頭の生徒の中学校と、蘇我中で採用されているワークは5教科とも異なりました。
これも教育業界で1~2年働けば当たり前に知っているような事になるんですが、大手コンビニ塾の看板にぶら下がってやっているような教室長だと知らないケースもあるかもしれませんね。
大手コンビニ塾ではA中学校だろうとB中学校だろうとC中学校だろうと、みんな同じ教材使って教えるのが一般的ですから。
生徒が中学校でどの会社のワークを使っているのか興味すら持たない教室長も多いと思いますよ。
学生講師ではなおさらでしょうね。
コンビニ塾では学生講師が教えやすいように公立中生用の教材は決まっていて、塾長から「これで教えて」って指示されるくらいでしょうから。
私は大手時代に東京都で2教室、千葉県で3教室の教室長を務めたのですが、そのコンビニ塾だと公立中生は千葉でも東京でもみんな同じ教材だったんですよ。
これで「定期テスト対策」なんて謳っているのがコンビニ塾の現実だったりします。
中学校の先生は学校のワークも参考にして定期テスト問題作っているのに。
今日はこのブログの読者の方に、「同じ千葉市内の公立中学校でも学校ごとにワークが違いますよ」ってお伝えしようと思っただけなのですが、結局書き始めたらコンビニ塾の実態を晒す内容になってしまいました。
コメントをお書きください