前期中間テスト用に2022年の時事をまとめました。
これから定期テストのある人の参考になれば嬉しいです。
時事問題を学習する時のポイント
① 保健体育のテストで時事問題が出題される場合には、スポーツのニュースもチェックする。
一方で、社会のテストではスポーツニュースの出題は少ないです。
② 世界の有名な政治家は顔写真で出題されることもあります。余裕のある人はインターネットなどで顔写真も確認しておきましょう。
③ 国名や地名が出てくるニュースは、地図から場所を選ばせるように出題される場合があります。余裕のある人は日本地図や世界地図のどのあたりか確認しておきましょう。
④ 芸能ニュースは出題されません。また、特定企業のニュースもほとんど出題されません。
⑤ テストの日に近いニュースほど出題されやすい傾向があります。テストの日から1か月以上前のニュースになると出題される頻度が少なくなる傾向があります。
100点満点のテストで時事問題の配点はだいたい5点~10点です。時事問題の配点は大きくないので、他の範囲の復習が十分でない人は、そちらの勉強を優先しましょう。
オリンピック・パラリンピック関連ニュース
・次の夏季五輪開催地は2024年、フランスのパリ。
・次の冬季五輪開催地は2026年、イタリアのミラノとコルティナダンペッツオ
出題予想レベル ☆ の見方
→【出題可能性高い方から☆の数で予想しています。☆の数が多いものほど出題可能性が高い。☆の数は最大3つ。】
☆ 6/13【経済】円安続く。一時、1ドル135円台。
→今年に入ってから20円以上の円安になっている。1ドル135円台となるのは20年4か月ぶり。円安になると輸入価格が上昇し日本国内の商品値上げにつながっていく。
☆☆ 6/10【アジア】6月10日からシンガポールでアジア安全保障会議が開催。
→この会議で日本の岸田文雄総理はインド太平洋諸国に対し、海上保安設備の供与や海上輸送のインフラ支援など、20億ドルの支援を表明。 また、6月11日にはウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン演説を行う予定となっている。
☆☆ 6/10【宇宙】探査機はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルにアミノ酸や水の痕跡。
→JAXAなどの分析チームが23種類のアミノ酸や水の痕跡を確認したことを明らかにした。小惑星「リュウグウ」の元となった天体にはかつて大量の水があったと考えられるとのこと。
☆ 6/9【国内】立憲民主党が内閣不信任案提出も反対多数で否決。
→野党の立憲民主党が岸田内閣の物価対策の甘さを理由に不信任案を提出したが、否決となった。
(もし内閣不信任案が可決された場合には、内閣の総辞職か衆議院の解散のどちらかを選択しなければいけない。)
☆ 6/9【国連】日本が国連安全保障理事会の非常任理事国に12回目の当選。
→非常任理事国への12回目の当選は加盟国中最多の当選回数となる。
国連は5カ国の常任理事国(米・英・仏・中・露)と10カ国の非常任理事国で構成される。非常任理事国の任期は2年で総会で選出される。
☆ 6/8【国際】国連安全保障理事会で拒否権行使の理由を求める会合が初めて開かれる。拒否権を行使したロシアと中国が他国へ説明。
→中国とロシアは、弾道ミサイルを相次いで発射する北朝鮮への制裁を強化する決議案について、5月に拒否権を行使していた。拒否権を行使した国は会合で説明をする決まりがある。
☆☆ 6/7【南米】南米ペルーで新たなナスカの地上絵が発見される。
→ペルーのナスカの地上絵は世界遺産に登録されている。今回新たに発見されたのは植物を描いたとみられる地上絵。
☆ 6/3【国内】日本の出生率(合計特殊出生率)が1.30へ低下。出生数は過去最少の81万人。
→合計特殊出生率とは女性が一生の間に産む子供の数が何人かを計る指標。
☆ 6/2【国内】島根県松江市にある島根原発2号機の再稼働に県知事が同意。
→島根原発2号機は日本全国で唯一県庁所在地にある原子力発電所として知られる。2012年1月から運転を停止していた。再稼働は早くても来年春から。
☆ 6/1【国内】ペットショップで販売の犬・猫にマイクロチップ装着が義務化。
→6/1以降に店で販売される犬・猫はマイクロチップの装着が義務付けられる。マイクロチップには飼い主の情報が記録される。
☆ 5/30【日本】スーパーコンピューター「富岳(ふがく)」世界2位へ順位落とす。
→スーパーコンピューターの計算速度を競う世界ランキングで日本の「富岳」が2位へ順位を落とした。富岳はこれまで4期連続で1位だった。今回、富岳を上回り1位となったのはアメリカのスーパーコンピューター。
☆ 5/28【ロシア】ロシアのカムチャッカ半島にある「ベズィミアニィ火山」で大規模噴火。日本への津波などの被害なし。
☆ 5/24【日・米・豪・印】クアッド4カ国による首脳会議を東京で実施。
→クアッドとは日本・アメリカ・オーストラリア・インドの4カ国による外交・安全保障の協力体制のこと。インド太平洋地域へ大きな影響力を持つ中国に対抗する非公式な枠組みとして2019年に発足した。
☆ 5/23【アメリカ・日本】アメリカのバイデン大統領が初来日。
→日本の岸田文雄総理と日米首脳会談を実施。
☆☆ 5/21【千葉】チバニアンの地層に「ゴールデンスパイク」設置。
→千葉県市原市にある77万年前の地層に、国際的な標準であることを示す目印「ゴールデンスパイク」が設置された。
「チバニアン(千葉の時代)」とは地質学的にみた一時代のことで、それを示す地層が千葉県にあることから命名された。
☆☆ 5/20【国際】「サル痘」が欧米で感染拡大。
→天然痘に似た「サル痘」の欧米での広がりを受け、WHO(世界保健機関)が緊急会合を実施。
「サル痘」とは、アフリカなどの熱帯地方に昔からある感染症で発熱をおこしたり、全身に膿を含んだ水ぶくれなどができる。
☆☆ 5/16【国際】スウェーデンがNATO加盟申請へ。200年あまり続けてきた軍事中立から転換か。
→スウェーデンのアンデション首相がNATOへの加盟方針を明言。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、NATO加盟への国内世論が高まっていた。
スウェーデンは1812年以降、伝統的に軍事的な中立政策(他国と軍事同盟を結ばない政策)をとってきた。第一次世界大戦、第二次世界大戦にも不参加。
NATOとは、
→北大西洋条約機構のこと。ヨーロッパやアメリカなど30の国々が参加する軍事同盟。主に集団防衛、危機管理、協調的安全保障の3つを中核的任務としており、加盟国の領土及び国民を防衛することが最大の責務とされている組織(同盟)。加盟国が外部からの攻撃に対し相互防衛することに同意し、集団防衛のシステムを構成している。
☆☆ 5/15【国内】沖縄の本土復帰から50年。
→沖縄の本土復帰50年の記念式典が沖縄県宜野湾市と東京都港区の2つの会場をオンラインで結んで同時開催された。沖縄会場には岸田首相や沖縄県の玉城知事などが出席。また、天皇皇后両陛下もお住いの御所からオンラインで出席した。
☆ 5/15【野球】大谷翔平選手がメジャーリーグ(MLB)で通算100号ホームランを達成。
→日本人では3人目。
☆☆ 5/15【国際】フィンランド政府がNATOへの加盟方針を正式発表。
→フィンランドは第二次世界大戦後は軍事的中立を保っていた。ロシアのウクライナ侵攻により、フィンランド国内でNATOへの加盟を求める世論が一気に高まっていた。
☆ 5/12【宇宙】銀河系の中心のブラックホールが国際研究チームにより初撮影される。
→ 撮影されたのは、地球のある太陽系がある天の川銀河の中心に存在する巨大ブラックホール『いて座Aスター』。地球からおよそ2万7000光年の距離にあり、太陽の400万倍の質量を持っているとされる。
☆ 5/10【韓国】ユン・ソンニョル(尹錫悦)氏が韓国の新大統領に就任(大統領選挙は3/9に行われた)。
☆ 5/9【アメリカ】アメリカで武器貸与法が成立。ウクライナ支援加速へ。
→武器貸与法はロシアによる軍事進攻を受けるウクライナや近隣の東欧諸国に対し、来年9月までの間、軍事物資を貸与するための手続きを簡略化し、迅速に提供することを可能とするもの。
☆ 5/4【中国】中国がエベレストに気象観測所を設置。
→中国政府はエベレストの標高8830メートル地点に気象観測所を設置したと発表。中国国営メディアは世界で最も高い場所に設置された気象観測所だと報じている。
☆ 4/28【経済】1ドルが130円台で20年ぶりの円安水準に。
→東京外国為替市場では円相場が1ドル130円台となった。
円安になると、
→外国からの輸入品の価格が高まり、それにより日本国内での商品の値上げにつながる。
☆ 4/25【フランス】フランスの大統領選挙で現職のマクロン大統領が再選。
☆ 4/19【国内】改正道路交通法が可決。
→電動キックボードをはじめとする電動小型モビリティが、運転免許やヘルメットが不要となる「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」と位置付けられた。
☆ 4/10【野球】日本のプロ野球で千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が史上最年少で完全試合を達成。
→野球における完全試合とは、打者を一人も出塁させずに勝利を収めること。日本のプロ野球では16人目の完全試合達成の投手となった。
☆ 4/7【国内】小学6年生の6.5%がヤングケアラーとの調査結果。
→厚生労働省が初めてとなるヤングケアラーの実態調査を実施。小学6年生の6.5%がヤングケアラーであるとの調査結果を発表した。
ヤングケアラーとは、
→親や兄弟の介護や世話に追われる18歳未満の子どものこと。
☆ 4/4【経済】東京証券取引所の市場区分が再編。
→この日より新しい市場区分となり①プライム ②スタンダード ③グロース の3つの区分となった。
|
流通株式の時価総額 |
企業規模 |
① プライム |
100億円以上 |
グローバル企業向け |
② スタンダード |
10億円以上 |
中小企業向け |
③ グロース |
5億円以上 |
ベンチャー企業向け |
☆ 4/1【サッカー】ワールドカップの日本代表の対戦相手がドイツ・スペインに決定。
→2022年11月21日に開幕するサッカーのワールドカップ・カタール大会。グループステージの日本代表の対戦国はドイツ、スペイン、(もう1カ国は今後決定)となった。
☆☆☆ 4/1【国内】成人年齢が18歳に引き下げ。
→民法改正に伴い、4月1日付で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。日本国内での成人年齢の引き下げは約140年ぶり。また、同時に女性の結婚可能年齢が16歳から18歳に引き上げられた。
今回の成人年齢引き下げにより、高校生であっても18歳であれば携帯電話やクレジットカード、ローン契約、賃貸物件契約などが親の同意なしで行えるようになった。
他には10年有効のパスポートの取得、医師免許や公認会計士などの国家資格の取得などができる。
また、裁判員裁判の裁判員に選ばれる可能性がある。
刑事事件では18歳、19歳を「特定少年」扱いとし、起訴された場合のみ実名で報道されるようになる。
☆ 3/31【北方領土】19年ぶりに「北方領土はロシアが不法占拠」と外交青書に明記へ。
→日本の外務省は、2022年の「外交青書」をまとめ、北方領土について、19年ぶりに「不法占拠されている」と明記し、日本の原則的立場を鮮明にした。
また、領土問題を含む平和条約交渉について、「展望を語れる状況にはない」とし、北方領土については、「日本固有の領土であるが、現在はロシアに不法占拠されている」と明記した。
こうした表現は、日ロ関係への配慮から長年使われてこなかったが、「不法占拠」と明記するのは2003年以来、「日本固有の領土」と明記するのは、2011年以来となる。
※外交青書とは、外務省によって作成されている日本の外交の記録を綴った白書の一種。
※北方領土とは北海道の東に位置する歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の4島を指す。
3/31 ☆【国内】ウクライナの地名表記をウクライナ語の発音に合わせて変更へ。
→ 日本政府がウクライナの地名の表記変更をする方針を示した。
首都は「キーウ(変更以前はキエフ)」、原発で知られるチェルノブイリは「チョルノービリ」へ表記変更されることになる。
3/24 ☆【サッカー】日本が最終予選で勝利。サッカーワールドカップ・カタール大会への出場が決まる。
→サッカーのワールドカップは2022年の11月にカタールで開催される。
3/23 ☆【ウクライナ】ゼレンスキー大統領が日本の国会でリモートによる演説を実施。
→ウクライナのゼレンスキー大統領は各国でリモートでの演説を行っている。日本国会の演説では、日本とウクライナの平和を愛する価値観が似ていることに言及し、ウクライナへの今後の支援継続を呼びかけた。
3/22 ☆☆【国内】大阪万博のキャラクターデザインが決定。
→大阪万博は2025年に開催予定。以下、大阪万博のロゴとキャラクター。
3/16 ☆【国内】福島県沖でマグニチュード7の地震発生。
→ 3月16日の深夜に宮城県、福島県を中心に震度6強を観測。この地震により東北新幹線の脱線事故が起きた。宮城県の石巻港では20cmの津波を観測。
3/11 ☆【国内】東日本大震災発生から11年が経過。(東日本大震災は2011年に発生)。
→ 地震発生時刻の14時46分に合わせて各地で追悼が行われた。
3/8 ☆【国内】「拘禁刑」新設を閣議決定。懲役と禁錮を一本化。
→日本政府は8日、懲役刑(刑務作業が義務)と禁錮刑(刑務作業は義務ではない)を一本化した「拘禁刑」の新設を柱とする刑法などの改正案を閣議決定した。