志望校がなかなか決まらない人へ。

 

今日からあと182日後にH28年度千葉県公立高校の前期入試が行われます。

 

中学3年生ですと、志望校に向かって去年までの夏休みとは比べ物にならないくらい勉強している人もいることでしょう。

 

反対に志望校がまだ決まっていないという人もいるのではないかと思います。「入学したい」という学校が決まらないから、受験生なのに勉強に身が入らないなんていう人もいるかもしれませんね。

 

志望校をなかなか決められないという人は、自分で気づかないうちに「減点法」で高校選びをしてしまっているかもしれませんよ。

 

例えばこんな感じです。

 

「A高校は入部したい〇〇部があるからいいんだけど、制服が可愛くないんだよな。」

 

「B高校は制服は可愛いんだけど、エアコンがついてないんだよな。」

 

「C高校は校舎が新しいけど、私が入りたい〇〇部がないんだよな。」

 

「D高校の英語科に興味があるけど、私の成績じゃ受かるかわからないんだよな。」

 

「E高校は家から近いのはいいけど、女子高なんだよな。」

 

太字で示した部分のように、加点箇所を探す一方で減点箇所を探してしまうとなかなか志望校は決まらないでしょう。

 

そもそも、全てにおいて「理想の高校」というのは存在するのでしょうか?

 

 

 

志望校がなかなか決まらない人には「加点法」を心がけて学校選びをしていくことをお薦めします。

 

志望校が早くから決まっている生徒は、学校選びで「減点法」をあまりしていないように思います。

 

例えば以下のような感じです。

 

〇〇部があることと、家から自転車で通えるのでA高校志望です。

 

自分の成績で目指せることと、英語科があるのでB高校志望です。

 

校舎がきれいなことと、将来大学進学希望なので大学入試に向けた補講があるC高校志望です。

 

このように、高校選びにおいて自分が希望する加点箇所だけを探して志望校を選んでいるんですね。

 

思考がとてもシンプルなのですぐに決まるのも納得です。

 

 

 

以下に、多くの生徒や保護者にとって加点項目になりそうなものを挙げてみます。

 

①公立高校である(これも重要な加点箇所ですよね。)

 

②家から自転車で行ける

 

③通学時間が片道〇〇分以内だ

 

④〇〇部がある。

 

⑤〇〇部が盛んだ。

 

⑥大学への進学実績がいい

 

⑦進路に向けた補講が充実している

 

⑧理数科(他の特別な学科等)がある

 

⑨校舎が新しい

 

⑩制服が可愛い

 

⑪アルバイトが出来る

 

⑫自分の今の成績から、今後の努力次第で合格出来る(残り時間が多くはない中3生にとってはこれも加点ポイントと考えましょう。)。

 

⑬共学校だ(女子校だ)。

 

 

人によっては他にも色々出てくるでしょう。

 

さて、あなたが優先的に加点していきたい項目はどれですか?

 

 

まずはフラットなところから加点法だけで考えていくと、自分の希望に合う学校が案外すぐに見つかるかもしれませんよ。