生徒に言う前に自分を見つめなおしましょうね。

 

最近、ある学習塾のブログでこんな記事を目にしました。

 

タイトルには、

『成績を上げたければ言い訳は今すぐやめろ!』

と書いてあります。

 

その記事のなかで、私にとっては素通りできない箇所があったので今回触れてみたいと思います。

 

まずその記事からの引用です。

 

引用①

~~間違えたら「次は絶対に間違わない!」くらいの意気込みで「復習」をしてほしいんです。私は、「同じ問題を最低10回は解きなおしして!」と声掛けをしています。~~

 

引用②

~~皆さん、本日の春期講習で間違えた問題を10回解きなおしていますか?~~

 

 

この記事のなかでその塾長が言いたいことをまとめると、

「間違えた言い訳をしてないで、10回解きなおせ!」ってことみたいです。

  

 

私はこれを読んで、

「10回も解きなおししてたら、あなたの塾の授業を受けてなくたって出来るようになるよね。」

って思うんです。

 

 

さらに私の経験上、「同じ問題を最低10回解きなおして!」と声かけするくらいでそれを実行する生徒はいないですね。

 

 

学校の授業を受ける → 塾の授業を受ける → 10回解きなおす

ではなくて、

学校の授業を受ける → 10回解きなおす

で十分成績はあがりますよ。

 

そんなことも分からずに生徒に「言い訳するな」って説教じみたこと言ってて恥ずかしくないんですかね。

 

こういう塾長ほど、成績が上がった時は「うちの授業がすごいからだ」と塾の手柄にして、生徒の成績が低迷すると「君の復習が足りない」って生徒のせいにしてばかりいるんですよね。

 

高い金額払わせて授業は買わせているのに、出来るようにならないのを生徒のせいにして「言い訳」ばっかりしてるのは誰なんでしょうね。